今日は、香典のマナーについてです。
●香典について
香典は、通夜か葬儀のどちらかに持参します。香典を包む不祝儀袋は
先方の宗教によって選ぶのがマナーですが、一般的には、水引のついた
市販の不祝儀袋を利用すればいいでしょう。
表書きは薄墨で書きます。いずれの宗教に使える表書きは「御霊前」です。
●ご霊前とご仏前の違い
亡くなってから七日、地方によっては四十九日までは霊が存在しているので
「御霊前」を使い、それ以降は「御仏前」を使用します。
●新札の折り目について
弔事では、新札を包むのは、用意していたようで失礼という考え方が
根強くあります。新札の場合は真ん中から折り曲げて線をつけるのが
決まりです。
ただし最近では、人に差し上げるのなら綺麗なお札の方がよいという
考え方もあります。
袋に入れる際はお札の裏を上向きにするのが一般的です。
●中包みの書き方
弔事の場合は、中包みの表面には何も書かず、裏面に、金額、
住所、氏名を入れます。
●上包みの折り方
上包みの裏側の折り方には決まりがあり、弔事は上を下にかぶせるように
します。祝い事の場合は良いことが逃げないように下をかぶせ、仏事は
その逆と覚えておくとよいでしょう。
香典の表書きを薄墨で書くのは、墨をする時間も惜しんで、急いで駆け付けた
ということを表すそうです。また、涙が硯に落ち、墨が薄くなったという悲しい
気持ちも表しているんだそうです。
突然のご不幸に、慌てる事の方が多いと思います。
どんなことでも構いませんので、事前に相談ください。
047-489-1126 県民葬祭 担当宮崎
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